タイミングベルト製造メーカー
国内のタイミングベルト製造メーカーで最も有名なのは、椿本チエインでしょう。
椿本チエインは、正式名称を株式会社椿本チエインと言い、大阪府大阪市北区に本社を構える企業です。
その創立は1941年とかなり古く、歴史ある機械メーカーとして業界にその名を燦然と輝かせています。
日本の三大証券取引所である東証1部、大証1部、名証1部の全てに上場しており、2000人近い従業員を抱える、まさしく大企業と言える存在です。
そんな椿本チエインの事業は、その名が示すとおり、チェーンが中心となっています。
このチェーンに加え、自動車部品、マテリアルハンドリングの三つを手がけており、グループ全体においては精機事業も行っています。
産業用のチェーンの販売シェアはなんと世界第1位。
ベルトコンベア用、エスカレーター用、船舶エンジン用など、あらゆるチェーンを製造しており、いずれも高い評価を得ています。
自動車エンジン用のタイミングチェーンドライブシステムにおいては、国内1位、世界2位のシェアを誇り、国産車の大半がこの椿本チエインのチェーンを搭載しているという事になっています。
そんな椿本チエインの名前は、タイミングベルトの交換時期に、タイミングベルトについて調べていると、確実に知る事になります。
タイミングベルトの交換時期を迎えた人や、交換時期には、まだ余裕あるものの、早めに取り替えておきたいという人は、インターネット上でこの椿本チエインの名を見かけるというパターンが多いかと思います。
株式会社椿本チエインの設立は1941年ですが、創業は更にその24年前の1917年にまでさかのぼります。
椿本説三氏が個人経営での自転車用のチェーンの製造を始めたのが、この大企業の始まりでした。
以降、1928年には自転車用チェーンの製造を止め、機械用チェーンにシフトチェンジし、工場の建設などを経て、資本金300万円で会社の設立に踏み切ったのです。
当時の300万円というと途方もない金額ですから、集めるのにはかなり苦労したかと思います。
その苦労が実り、設立から8年後の1949年には船舶用ローラーチェーンのロイド検定に合格し、船舶用ローラーチェーンにおいて海外への輸出も始めるなど、世界規模の展開を行うに至りました。
1949年には東証、大証に上場を果たしており、まさに飛躍の年だったと言えるでしょう。
それから9年後の1958年、椿本チエインは自動車用タイミングチェーンの量産製造にも着手しました。
その後、チェーンとコンベアの事業部を分け、台湾やアメリカに支社を構えて行き、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの椿本チエインは、1975年に歯付ベルトの発売に踏み切ります。
そして、これ以降、タイミングベルトにも着手する事になります。
タイミングベルトの交換時期は、当時は特に注目される事もなく、交換時期は車や製造メーカーによって左右されるわけではない、交換時期に大きな違いはないという認識が主だったものでした。
しかし、椿本チエインがタイミングベルトの開発を行って以降、その認識は徐々に変わっていきました。
タイミングベルト関連サイト
Copyright (C) 2008 All Rights Reserved
.