妊娠中の10ヶ月は、1.妊娠初期(2〜4ヶ月)、2.妊娠中期(5〜7ヶ月)、3.妊娠末期(8〜10ヶ月)に分かれます。

妊娠9ヶ月〜10ヶ月は、いよいよ出産が間近に迫った時期です。

◆妊娠 9ヶ月(妊娠週数:満32〜35週間)
母体の変化
・子宮底(子宮の上の部分)の高さは、妊娠中で最も高くなります。みぞおちのあたりまで達します。そのため胃の圧迫感が強まり、胃のなかに食べ物が詰まった感じがします。食事をするのがつらく感じることもあり、食べる量が減ります。
・肺や心臓も圧迫されるため、動悸や息切れがします。肩で息をするようになります。

胎児の成長
・身長は約45センチメートル、体重は約2000〜2700グラムになります
・身体の機能が成熟し、完成します。その分栄養は、皮下脂肪としてついてくるため、全体的に丸みを帯びてきます。

◆妊娠 10ヶ月(妊娠週数:満36〜39週間)
母体の変化
・子宮底(子宮の上の部分)の高さは、少し下がります。やや前方の傾くように下がるので、下腹部が前に突き出た形になります。下がったことで胃、肺、心臓など、内臓への圧迫感が減り、息苦しさや動悸がかなり解消されます。また、胃がすっきりして食べ物が気持ちよく収まるようになります。
・ただし、膀胱への圧迫は強まることから尿が近くなります。

胎児の成長
・身長は約50センチメートル、体重は約3000グラムになります。
・皮下脂肪が充分につき、丸々とした赤ちゃんらしい身体つきになります。筋肉も発達します。
・爪は指先まで伸びます。
・髪の毛は1〜2センチメートルになります。


妊娠中には、さまざまな定期健診や検査を受ける必要があります。妊産婦が受ける必要がある検査は以下のものです。


☆必ず受ける必要がある検査

●血液型検査
両親のABO式とRh式血液型を確認します。母親と胎児の血液型が不適合かどうかを調べます。

●貧血検査
妊娠中期以降になると、貧血になりやすくなります。妊娠初期だけでなく、後期にも受けるようにします。

●血圧測定
妊娠中毒症など、異常の発見に役立つ重要な手がかりです。定期検診のつど、受ける必要があるでしょう。

●体重測定
検診のつど、測定します。特に妊娠後半期では、妊娠中毒症を発見する重要な手がかりになります。

●尿検査
尿を検査することで、尿に含まれるたんぱく質や糖を確認し、妊娠中毒症、腎合併症、糖尿病合併症妊娠かどうかを確認します。妊娠末期には、尿路感染症の有無を確かめるためにも重要となります。

●風疹抗体検査
妊娠中に風疹にかかると、胎児に先天的な異常をひきおこす恐れがあることから、妊娠の可能性のある女性は、できれば妊娠前に検査しておくとよいでしょう。

●トキソプラズマ抗体検査
妊娠中に感染すると、胎盤を通して胎児も感染します。妊娠初期に初感染すると、胎児が死亡する危険があります。また出産後に知能障害、眼トキソプラズマ症がみられることもあります。

●肝炎ウィルス検査
B型肝炎やC型肝炎ウィルスのキャリアであることを自覚していない妊婦がいますので、検査を受けておきましょう。

●梅毒・エイズ・クラミジア検査
性感染症の検査です。本人が自覚していないこともありますので、血液検査

妊娠情報サイト

 
Copyright (C) 2008 All Rights Reserved.