インデックスファンドは、パッシブ運用の投資信託に比べるとリスクの少ない金融商品ですが、元本保証のないことには変わりありません。

インデックスファンド選びの注意点を知っておきましょう。

まず、インデックスファンドの投資対象を理解しておきましょう。
株式・債券・不動産・商品など、どの資産クラスへの投資か、日本・アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど、どの地域への投資なのかを理解して商品を選ぶことは不可欠です。
そして、どの指数に連動するインデックスファンドなのかは最低限知っておいてください。

インデックスファンドは、平均的な収益を目指す商品なので、大きな収益は期待できません。
そのため、販売手数料や信託報酬といったコストの少ない商品を選択しましょう。
販売手数料はファンドを購入する時にかかる手数料です。

信託報酬は、運用の費用として毎年一定の率でかかる手数料です。
これらは、目論見書に掲載されているので、購入前には必ずチェックしておきましょう。

インデックスファンドは、指数の連動を目指すファンドなので、規模が小さいと指数の構成比率と同じ投資ができません。
そして、運用成績が指標と連動せず、運営費用が集まらず運用中止になる場合もあるので、規模の小さなインデックスファンドは避ける方が賢明です。
運用実績が短いものも、指数との連動の様子がわからないため、選択は避けた方が賢明でしょう。
そして、利便性を考えて自分の使いやすい証券会社で購入できるものを選びましょう。

東京証券取引所には算出・公表している指数が多くあります。
代表的なものは東証株価指数(TOPIX)ですが、この他にも多くの種類の指数があります。

ここでは、規模別の指数について説明しましょう。

・TOPIXニューインデックスシリーズ
東京証券取引所第一部上場銘柄の内国普通株式を流動性と時価総額の観点から区分したTOPIXニューインデックスシリーズも、規模別の指数の1つです
TOPIXニューインデックスシリーズにはTOPIX Core 30(トピックスコア30)、TOPIX Large 70、TOPIX 100、TOPIX Mid 400、TOPIX 500、TOPIX 1000、TOPIX smallの7指数があります。
TOPIXニューインデックスシリーズは、市場の実勢をより適格に反映させるため年に2回(毎年1月と7月)構成銘柄の見直しが行われます。

・東証規模別株価指数
東証規模別株価指数は、TOPIXニューインデックスの構成銘柄を規模別に大型株・中型株・小型株と区分した時価総額加重型の株価指数です。
東証一部上場銘柄のなかで、時価総額および流動性の高い100銘柄が「大型株」、次の400銘柄が「中型株」、残りの銘柄が「小型株」として指数が算出されています。
基準日である、1968年1月4日の各時価総額を100ポイントとして、現在の各時価総額がどの程度かを表しています。

上記の指数をベンチマークにしているインデックスファンドには、日興アセットマネジメントのETF上場インデックスファンドTOPIX100日本大型株、ETF上場インデックスファンドTOPIX Mid400日本中型株などがあります。

このように東京証券取引所の指数だけでも様々なものがあります。
どのような指数がインデックスファンドに使われているのかをしっかり把握しておきましょう。
インデックスファンドを選ぶには、指数の把握やどんな銘柄で構成されているのかを知る必要があります。


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