栄養士の国家資格である管理栄養士は、国家試験を受ける準備の段階でさまざまな費用が必要になります。
また2年制、3年制の栄養士養成課程では受験までに実務経験を積む必要がありますが、実務経験を積みながら独学することは難しく、通信講座や予備校などが多く利用されています。

通信講座は実務経験を積みながら勉強する人や、通学講座に通えない人には便利な方法です。通信講座では一般的に教材一式を買い揃え、その教材に基づいて添削指導が行われます。通信講座の中でも、Web講座は教材が必要ありませんが、その代わりにインターネット環境を整える費用や、web講座への登録料が必要になります。登録料は講座のシステムによって低価格なものから高価格なものまでさまざまです。

予備校などの通学講座は教材費や受講料などがかかり、一般的に通信講座に比べて高価格になります。

独学の場合、問題集や参考書などは最低限自分で揃える必要があります。自分が必要とするものだけを買い揃えるため、無駄がなく経済的な方法ですが、よほど強い意志を持たないと途中で挫折してしまいます。

国家試験の合格者の調査では、大学の授業料を除いた費用は10万円から15万円程度が最も多いという結果が出ています。30万円以上の費用をかけた人も1割程度いますが、中には5万円以内という人もいます。

学費や教材費は自分の希望する職業に就くための投資と考え、それぞれの経済事情の許す範囲内で最も自分にあった方法を選ぶとよいでしょう。

管理栄養士は栄養士の国家資格です。近年、生活習慣病の増大が社会的な問題となり、栄養面で高度な専門知識を持つ管理栄養士の需要が高まっています。
管理栄養士の国家試験は合格率が20%から30%という難関です。そのため試験準備にはしっかり対策を行うことが大切です。

管理栄養士国家試験の合格基準は各科目で60%以上の得点が必要です。

管理栄養士の国家試験は9科目ありますが、その中で出題数の多い科目は「人体の構造と機能および疾病の成り立ち」、「臨床栄養学」です。このように出題数は科目毎に差があるため、試験概要などで情報を集め、出題数の多い科目を得点源にすることが有効な対策です。
また「社会・環境と健康」「食べ物と健康」「栄養教育論」は比較的多くの受験生が得意としているため、確実に得点しなければ合格には不利になるでしょう。


逆に多くの受験生が苦手としている科目は、得点差をつけるチャンスでもあります。「人体の構造と機能および疾病の成り立ち」「臨床栄養学」は比較的苦手とする受験生が多い科目です。
また時事問題や法改正、制度改正などへの対策も重要です。

食に関わる社会の出来事や、管理栄養士に関わる法律の情報は確実に入手し、抑えておく必要があります。最新版の「国民衛生の動向」「国民健康・栄養調査」、「日本人の食事摂取量基準」などの統計データーは一通り把握し、「健康日本21」などで、日本の施策を理解しておくことも重要なことです。
栄養士の資格を取るためには

 
Copyright (C) 2008 All Rights Reserved.