中古車の査定というと、ただ単にお店の人がいくつかのチェックポイントを見て、値段を決めるというような、本やCDの買取と同じようなイメージを持っている人がいるかもしれません。
しかし、実際には少し違います。
中古車査定には、とても豊富な専門知識が必要なのです。
そんな中古車査定には、なんと資格まで存在します。
それは、中古車査定士という資格です。
日本自動車査定協会という団体が管轄している民間資格で、運転免許を持っており、尚且つ「自動車の販売若しくは整備の経験を1年以上積んでいる事」、「日本自動車査定協会所定の研修を3日間受け、きちんと修了している事」が中古車査定士試験を受ける条件となります。
中古車査定士の試験内容には、学科試験と実技試験があります。
学科試験は、中古自動車の査定制度や査定基準、加減点基準、自動車の構造や機能、取扱いについて、そして保安基準や法規などに関する知識を問うものとなっています。
実技試験に関しては、実際に中古車の査定を行い、それを審査してもらうという内容です。
試験は年二回、6月と12月に行われており、12月は小型車のみの試験となっています。
この中古車査定士は、中古車に関する査定のプロということになります。
よって、この資格を持っている事で、中古車の査定に間違いがない、という証となるのです。
中古価格の決定基準は、一般人にははっきり言ってわかりません。
これがこんな安い値段で買い取られるのか、というような事も多々あります。
CDや本を売りに行った時、それがどうしてそのような値段になってしまうのかと聞いても、人気がないなどの当たり障りのない理由でかわされてしまう、なんてことを経験した人も結構いるでしょう。
ですが、中古車査定士の場合は、その豊富な知識で丁寧に教えてくれます。
中古車査定士という資格がある事を、知っている人はあまりいないかと思います。
ですが、中古車を査定するに当たり、中古車査定士という資格は必須です。
その中古車査定士を管轄しているのが、財団法人日本自動車査定協会という団体です。
日本自動車査定協会は、中古自動車の査定に関する様々な規定を取り締まっている協会です。
この協会が、中古車査定の基準を作っている訳ですね。
そして同時に、中古車査定士を育て、中古車の査定をより正しく、より円滑に行うよう尽力しているわけです。
現在、日本は一家に一台以上の車所有率を誇っています。
それでも、世界的にはまだ上がいるというくらい、自動車は人々の生活に根付いた乗り物です。
しかし、その自動車にも寿命はあります。
およそ10年に1回は買い替えることになるでしょう。
その際、多くの人が、前の車を売って、新しい車の購入代金の足しにしたいと考えるはずです。
そうなれば、中古車査定士の需要は必然的に発生します。
現在、日本では年間350万台以上の自動車が購入されています。
一日に一万台のペースです。
その中の10人に1人が中古車として売りに行くとすると、一日に1,000台の車を査定されていることになります。
実際はもっと多いかもしれません。
それだけの数の中古車を査定するとなると、査定士の数は現状ではとても足りないでしょう。
今後、その需要はさらに伸びると言われています。
よって、日本自動車査定協会は、中古車査定士の育成に尽力しているのです。
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