長寿大国と呼ばれる日本では、長寿のお祝いを行う機会も多いですよね。
一言で長寿のお祝いと言っても様々なものがあり、段階によって呼び名が異なります。

一番ポピュラーなお祝いといえば、やはり「還暦」ですよね。
数え年で61才を迎えた時に行うお祝いです。その後に70才で行う「古希」と続くわけですが、還暦と古希の間に行われるお祝いがあることをご存知ですか?

最近では60才といえばまだまだ現役で、長寿祝い、といった感じではないなあ、と感じている人も多いのではないでしょうか。政府の統計上でも、65才以上が高齢者であるという区分になっています。

そこで2002年9月、日本百貨店協会が65才、数え年で66才を「緑寿」と提案しました。
65才で仕事に一区切りをうって現役引退する人も多く、人生の1つの節目となる年としては還暦よりも意味のあるお祝いとなりそうですね。

「緑寿」の由来は何なのでしょう。
これは環境をテーマとしているそうです。最近ではエコが推進されていて、リサイクル生活が薦められるなど、環境問題は私達の生活により身近なこととなっていますよね。
人生の節目を迎えたお祝いに、明るい未来を作るための環境について、もう一度見直してみようという意味があるのでしょうか。環境といえば緑、ということで「緑緑(66)寿」から簡潔にして、「緑寿」と名前がついたそうです。

まだまだ長寿のお祝いとしては浸透していませんが、現代社会にマッチした「緑寿」は、これから先、どんどん浸透していきそうですね。退職祝いと一緒に「緑寿」のお祝いも兼ねて、行ってみてはいかがでしょう。

長寿祝いのプレゼントに衣類を贈る人は多いかと思いますが、お家でリラックスしてもらいたい、という気持ちを込めて「作務衣」をプレゼントしてみてはいかがでしょう。

作務衣とは、もともとはお寺のお坊さんが着ている作業用の衣類のことです。当時は上衣が膝くらいまである「長作務衣」が一般的だったのですが、現在の作務衣は、上衣とズボンがはっきり分かれています。
最近では和風ブームで浴衣や甚平を着る人が増えていますが、そんなブームの中で、作務衣も密かな人気となっていて、一般の家庭でも広く使われるようになりました。

作務衣は和物を扱う職人さんなどが、素敵に着こなしていますよね。今まで着たことがないからちょっと抵抗があるな・・・と感じてしまう人もいるかと思いますが、作務衣は一度着てみると、その着心地の良さに手離すことができなくなる、という人が多いものです。

暑い夏から寒い冬まで、1年中使えるという点も魅力です。長寿祝いのプレゼントとして、最適なものですよ。最近では若い人も、部屋着として愛用している人が多いものです。プレゼントすると同時に自分にも1着、購入してみてはいかがでしょう。

作務衣のデザインや素材は様々ですが、やはり「藍染め」のものが主流です。
藍染めとは、藍という植物を染料とする日本最古の染色技術です。
藍染めをした布がエジプトのピラミッドからも発見されており、約4〜5千年前のものだと言われていますよ。藍染めの歴史は、とっても古いのですね。

藍染めの作務衣以外にも、麻や正絹のものも味わい深いものです。またデニム生地のものもあり、カラーバリエーションもあって人気がありますよ。

値段は5千円程度のものから、5万円ほどのものまで、様々です。
お気に入りの1着を是非見つけてみてくださいね。



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