長寿祝いというと還暦や米寿を思い浮かべる人が多いかと思いますが、長寿大国の日本では、米寿を迎えた後も様々なお祝いが用意されています。

今や100才を迎える人も、決して少なくありません。100才を迎えたお祝いは、百寿や上寿、百賀の祝いなどと呼ばれます。
それから1年ごとにお祝いをすることが多いのですが、108才になると「茶寿(ちゃじゅ)」と呼ばれるお祝いになります。

「茶」という字に使われている草かんむりの旧字は「十十」になります。
草かんむりの下は「八十八」に分解することができ、全てを足すと10+10+88=108になるために、108才のお祝いを茶寿と呼ぶようになりました。

発案者はお茶屋さんだそうですが、実際、お茶を好むお年寄りは多いですよね。
茶寿のお祝い品として、それぞれの好みに合わせたお茶をプレゼントしても素敵ですね。
次に行われる大きな長寿のお祝いは、111才で行われるお祝いで「川寿(せんじゅ)」や「王寿(おうじゅ)」、「皇寿(こうじゅ)」と呼ばれています。

川寿は、「川」という字が111と似ていることから呼び名がつきました。
王寿は、「王」という漢字を分けてみると、一十一になることから呼び名がついています。

皇寿も同じように、漢字を分解して考えてみます。
皇の字は、まず「白」と「王」とに分けられますよね。
白は、「百」という漢字から一をとると「白」になるため、「九十九」ということになり、「王」は分解してみると「十」と「二」。

白と王を合計してみると111になったことから111才のお祝いとして定着するようになりました。
一般に、111才のお祝いというと「皇寿」と呼ばれることが多いようです。
何だか神聖な、綺麗な印象の呼び名ですね。


長寿祝いには様々なものがありますが、数え年60才で行われる「還暦」のお祝いは、実際には長寿祝いというには早すぎる年齢ですよね。

日本人の寿命はどんどん長くなっていて、2008年の発表では男性の平均寿命は79.19才、女性は85.99才です。

100才を迎える人も珍しくはなく、100才以降の長寿祝いもいくつかありますよ。
108才のお祝いは「茶寿(ちゃじゅ)」、111才では「王寿(おうじゅ)」や「川寿(せんじゅ)」、「皇寿(こうじゅ)」などと呼び名が付いています。

112才では「珍寿(ちんじゅ)」などと呼ばれることもありますよ。
ここまで長生きされる人は「珍しい」という意味から、そのような呼び名が付いたようです。

118才のお祝いにも特定の呼び名があり、「天寿(てんじゅ)」と呼ばれています。
「天」という漢字を分けると「一・一・八」ですよね。ということで、118才のお祝いとして伝えられているようです。

120才になると「大還暦(だいかんれき)」と呼ばれます。
60才は「還暦」と呼ばれますが、大還暦は還暦を2周することを意味しています。
とはいっても大還暦を迎える人は、世界でも本当に珍しく、日本では「泉重千代」さんがただ一人、達成しています。

その他には、フランスのジャンヌ・カルマンさんという女性が122才まで生きたという報告があります。
インドなどにも120才を超えた人がいるという情報もありますが、出生の記録が曖昧で、はっきりしていないのが現状です。

60才の還暦からさらに60年!本当にすごい記録ですよね。


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