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CFPは、経済状況の流れを熟知して資金計画を提案しなくてはなりません。
サブプライムローン問題は、世界の金融全体を揺るがす問題となりました。
サブプライムローンとは、何なのでしょうか。
サブプライムローンはアメリカにおける低所得者(サブプライム層)が、低所得でもマイホームを持てるよう最初は低い金利で貸し出したローンです。
段階的に金利は高くなりますが、住宅市場拡大により購入した住宅の価値が上昇し、その住宅を担保に安いローンに借りかえることで、ローンの支払いが可能という設定で作られているのです。
しかし、住宅の価格の下落とともに、高い金利も払えなくなる、という事態になりました。
また、このサブプライムローンは証券化され、金融商品の一部として組み込まれることによって、その商品は全世界に広まることになり、ローンの滞りがそのままローンの貸し手だけでなく金融社会全体の問題へと発展しました。
このサブブライムローン問題で、資金は国債などの比較的安全な商品や、価格上昇が見込まれる原油などの先物商品へと流れるようになりました。
それが物価高を招き、世界中でまた新たな問題となっているのです。
CFPは、このような経済状況を把握した上で、アドバイスをしなければなりません。
試験では、最近の経済や社会問題なども出題されていますし、商品の知識だけでなく社会や経済の流れをよくつかんでいなくてはなりません。
試験のための知識だけではなく、しっかりと世の中の流れを見つめる力もCFPは必要とされているのです。
サブプライムローンに端を発した株式相場の下落により、より安定した国債など公社債に資金が流れています。
CFPとして、リスクの少ない債券である国債や地方債についてどのようなものがあるのか知っておく必要があります。
国内債券には、国債や地方債など公共債、社債などがあります。
社債は発行自体が少なく、いつでも購入できるとは限らず、個人が購入しやすい債券は公共債ということになります。
ここでは、国債について説明しましょう。
国が必要な資金調達のために発行する債券です。
償還期間(満期)によって一般的に国債は、1年以内のものが短期国債、2〜4年は中期国債、5〜10年は長期国債、10年以上は超長期国債と呼ばれています。
発行されている国債の大半は10年物長期国債で、この金利が日本の他の住宅ローンなどの金利に影響を及ぼします。
割引国債以外の国債の利子は、半年に1度支払われます。
元本は満期時の償還となります。
半年に1度、利子が支払われる国債には、固定利付型と変動利付型があります。
固定利付債には、満期が2・5・10・20・30・40年の固定利付国債、5年固定型個人向け国債があります。
変動利付債には、満期が15年の変動利付国債、10年変動型個人向け国債、この他には、元本が変動する満期が10年で個人で保有できない物価連動国債があります。
割引国債もまた、個人では保有できません。
CFPの知識として、試験の勉強としてだけでなく、顧客への提案のためにもしっかりと仕組みなどを覚えておきましょう。
そして、試験に合格できるよう、がんばって情報収集や勉強に励んでください。
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